
はじめに
今回は、6月に行った競馬予想の成績を、Excelに保存している管理データをもとに振り返ります。
競馬予想の成績は、「何レース当たったか」だけでは正確に評価できません。
的中していても購入金額を回収できないトリガミがあります。反対に、馬券は不的中でも、展開予想や危険人気馬の判定など、次回にも残すべき判断がある場合もあります。
この記事では、6月の成績を次の観点から検証します。
- 的中率と純的中率
- 投資額と払戻額
- 月間回収率
- トリガミの発生
- 不的中の中にある買い目上の問題
- 7月以降に実行する改善方針
外部情報やレース後の後付け評価は使用せず、事前予想とExcelに保存した結果をもとに整理します。
6月の全体成績
6月の集計対象は、全部で45レースでした。
| 項目 | 6月成績 |
|---|---|
| 対象レース数 | 45レース |
| 的中 | 9レース |
| トリガミ | 2レース |
| 不的中 | 34レース |
| 的中率 | 24.4% |
| 純的中率 | 20.0% |
| 総投資額 | 50,700円 |
| 払戻合計 | 31,040円相当 |
| 月間収支 | マイナス19,660円相当 |
| 回収率 | 61.2% |
的中率24.4%は、トリガミを含めた11レースを的中扱いとして計算した数字です。
一方、トリガミを除いた利益の出る的中は9レースで、純的中率は20.0%でした。
つまり、約5レースに1回は購入金額を上回る的中があったものの、月間全体では払戻額が投資額に届きませんでした。
6月は、
的中はあったものの、その的中を月間収支の改善へ十分につなげられなかった月
と整理できます。
的中率24.4%をどう評価するか
45レースのうち、的中またはトリガミは11レースでした。
計算すると、
11レース÷45レース×100=約24.4%
です。
4レースに1回程度は、購入した買い目の中に的中馬券がありました。
ただし、そのうち2レースはトリガミです。そのため、購入金額を上回った的中だけで計算した純的中率は次のようになります。
9レース÷45レース×100=20.0%
的中率だけを見れば、予想のすべてが大きく外れていたとはいえません。
一方で、的中率24.4%に対して回収率が61.2%だったことから、6月は的中数よりも、的中時の回収力に問題が残ったと考えられます。
回収率61.2%が示すもの
6月の総投資額は50,700円、払戻合計は31,040円相当でした。
回収率は次の式で計算します。
31,040円÷50,700円×100=約61.2%
月間収支は、
31,040円-50,700円=マイナス19,660円相当
です。
回収率が100%を下回っているため、6月の月間収支はマイナスでした。
重要なのは、まったく的中しなかったわけではないにもかかわらず、回収率が伸びなかった点です。
月間集計だけで個別レースの原因を断定することはできませんが、主に次の問題が考えられます。
- 的中した組み合わせの配当が低かった
- 低配当の組み合わせを広く購入していた
- 印を付けた穴候補を買い目へ反映できなかった
- 本命馬の1着固定が強すぎた
- 2・3着の入れ替わりに対応できなかった
- 期待値ランクに対して投資額が大きかった
- 的中しても購入額を回収できない構成が残っていた
したがって、7月以降は的中率を上げるだけでなく、的中したときに投資額を回収できる買い目になっているかを確認する必要があります。
トリガミ2レースから分かること
6月は2レースがトリガミでした。
トリガミとは、馬券は的中したものの、払戻金額がそのレースの購入金額を下回った状態です。
トリガミには、二つの側面があります。
予想面では残せる部分がある
買い目の中に的中した組み合わせが含まれていたため、
- 上位馬の選定
- 展開の方向性
- 本命馬や相手馬の評価
の一部は機能していた可能性があります。
馬券設計には修正が必要
一方で、収支はマイナスです。
特に人気上位馬同士の決着では、低配当の組み合わせを広く購入すると、的中しても回収できない場合があります。
トリガミを減らすためには、購入前に次の確認が必要です。
- 最低想定配当で購入額を回収できるか
- 同じような低配当の組み合わせが重複していないか
- 本線と押さえの資金配分が逆転していないか
- 3連単と3連複の両方を買う意味があるか
- 的中率を上げるためだけの買い目が増えていないか
「当たったので良かった」で終わらせず、回収率の面では失敗として記録する必要があります。
不的中34レースを一括して同じ失敗にしない
6月は45レース中34レースが不的中でした。
ただし、不的中のすべてが同じ原因だったとは限りません。
不的中は、少なくとも次のように分けて考える必要があります。
予想そのものが外れたケース
- 本命馬が馬券圏外
- 展開想定が大きく違った
- 上位馬の能力比較を誤った
- 危険人気馬を過小評価または過大評価した
馬の評価は近かったが買い目で外したケース
- 印内で決着したが着順が違った
- 本命馬は来たが相手が抜けた
- 3着候補を絞りすぎた
- 対抗馬の逆転を購入していなかった
- 穴候補を評価していたが買い目に入れていなかった
レース選択に問題があったケース
- 能力差が小さいレースを高く評価した
- 展開の不確定要素が多かった
- 人気と評価の差が小さかった
- 見送るべきレースまで購入した
この分類をせず、不的中34レースをすべて「予想が下手だった」とまとめてしまうと、修正すべき場所が分からなくなります。
今後は、各レースの主な敗因を一つに絞り、月末に同じ原因が何回発生したかを集計します。
6月成績で良かった点
回収率は61.2%でしたが、継続するべき点もあります。
45レースを数字で管理できている
投資額、払戻額、的中、不的中、トリガミを記録しているため、感覚ではなく実数で検証できます。
競馬では、的中したレースだけを強く記憶し、不的中やトリガミを軽く扱いやすくなります。
Excelで管理することで、実際の収支を曖昧にせず確認できています。
的中とトリガミを分けている
的中率だけを高く見せるのではなく、
- 的中
- トリガミ
- 不的中
を分けている点は、成績を正しく評価するうえで重要です。
純的中率を確認できている
トリガミを除いた純的中率20.0%を確認することで、利益につながった的中の割合を把握できます。
不的中の中身を検証できる状態にある
事前予想、印、買い目、結果を残しているため、
- 馬選びの問題
- 着順設計の問題
- 買い目漏れ
- レース選択の問題
を分けて検証できます。
6月の結果を単なる負けで終わらせず、次月の判断ルールへ変えられる記録が残っていることは、今後も継続すべき強みです。
6月成績の最優先課題
6月の最優先課題は、的中数を増やすことだけではありません。
的中した際に、投資額を上回る払戻を得られる買い目へ改善すること
です。
特に、次の3点を優先して見直します。
1.本命馬の1着固定条件
本命馬の能力点が高くても、
- 対抗馬との差が小さい
- 位置取りに不確実性がある
- 同型馬の影響を受ける
- 危険度スコアが高い
- 勝ち切る根拠より連軸向きの要素が強い
場合は、1着固定を慎重にします。
本命馬が2・3着に残りながら不的中になるケースを減らすため、○や▲との逆転を残す条件を明確にします。
2.3連単と3連複の役割分担
3連単は着順まで合えば配当を期待できますが、1・2着の入れ替わりや3着のズレで不的中になります。
3連複は着順を問わないため、印内決着を拾いやすい一方、人気上位決着では配当が低くなる場合があります。
今後は、単に両方を購入するのではなく、
- 3連単は評価順位と着順想定を反映する
- 3連複は逆転や着順ズレへの保険として使う
- 低配当が予想される組み合わせを重複して買いすぎない
という役割を明確にします。
3.期待値ランクと投資判断
期待値ランクが高くても、低配当の組み合わせを広く購入すれば回収率は下がります。
反対に、評価差の小さいレースへ同じ金額を使い続けることも、月間収支を悪化させる原因になります。
今後は、
- 軸馬の優位性
- 人気との評価差
- 危険人気馬の有無
- 穴候補の能力的な裏付け
- 最低想定配当
- 買い目全体の回収可能性
まで確認し、投資判断へ反映します。
穴候補を「選ぶ」だけで終わらせない
穴候補が好走しても、実際の買い目に含まれていなければ馬券は不的中です。
今後は、穴候補を選んだ後に次の確認を行います。
- 1着候補なのか
- 2着候補なのか
- 3着候補なのか
- 3連単と3連複のどちらで使うのか
- その馬が入った場合に十分な回収が見込めるか
- 能力の裏付けがあるのか、展開だけの評価なのか
穴候補を増やして的中範囲を広げるのではなく、どの決着で回収へつなげる馬なのかを事前に決めます。
7月以降に実行する改善ルール
6月の月間成績から、次の改善ルールを残します。
軸馬固定
能力点が最上位でも、危険度が高く○との差が小さい場合は、◎の1着固定を避ける。
逆転買い
○や▲に勝ち切る位置取りと能力の裏付けがある場合は、◎との1・2着入れ替えを残す。
3連複の使用
印内決着の可能性が高く、着順の不確実性がある場合は、3連複を保険として使用する。ただし、低配当でトリガミになる組み合わせは削る。
危険人気馬
危険度が高くても基礎能力が上位の場合は、完全に消さず2・3着候補への残し方を検討する。
穴候補
穴候補は、人気薄という理由だけで選ばず、距離・クラス・近走内容・展開のいずれかに能力的な裏付けを求める。
購入前確認
最低想定配当で投資額を回収できるかを確認し、的中してもマイナスになる買い目を事前に減らす。
月間集計
月末には的中率と回収率だけでなく、主な敗因と改善コードの発生回数を集計する。
この月間成績から断定できないこと
今回の集計から、的中率、回収率、投資額、払戻額は確認できます。
一方で、月間合計だけでは次の点までは断定できません。
- 本命馬評価の失敗が何レースあったか
- 3着候補抜けが何レースあったか
- 期待値ランク別の回収率
- 中央競馬と地方競馬の成績差
- 3連単と3連複の券種別成績
- 改善コード別の発生件数
これらを正確に判断するには、各レースの検証ログを集計する必要があります。
今後は月間成績に加えて、失敗の種類ごとの件数を記録し、「何となく買い目が悪かった」ではなく、繰り返している問題を数字で確認します。
6月の総合評価
6月の成績は、的中率24.4%、純的中率20.0%、回収率61.2%でした。
45レース中11レースで馬券は的中しましたが、そのうち2レースはトリガミです。
総投資額50,700円に対して、払戻合計は31,040円相当。月間収支はマイナス19,660円相当となりました。
結果だけを見れば、成功した月とはいえません。
ただし、6月の課題は比較的明確です。
- 的中を回収へつなげられていない
- トリガミとなる買い目が残っている
- 本命馬の1着固定条件に改善余地がある
- 予想印と実際の買い目が一致していない可能性がある
- 期待値ランクと投資判断の連動が不十分
- 穴候補を買い目で機能させる必要がある
予想方法を結果に合わせて全面的に変更するのではなく、正しかった判断を残しながら、買い目構成と投資判断を優先して修正します。
まとめ|的中率より、的中を回収へつなげられたか
6月は、的中率24.4%に対して回収率61.2%でした。
この数字から分かるのは、単に的中数を増やすだけでは、月間収支は改善しないということです。
今後は、
- 本命馬の1着固定条件を厳しくする
- ○や▲の逆転可能性を買い目へ反映する
- 3連単と3連複の役割を分ける
- トリガミになる組み合わせを事前に確認する
- 穴候補を回収につながる形で使用する
- 期待値ランクと投資判断を連動させる
- 主な敗因と改善コードを月単位で集計する
ことを重視します。
当てることと、回収することは同じではありません。
6月の結果を隠さず記録し、7月以降の買い目設計と予想検証に反映していきます。
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