
2026年8月1日、札幌11R・STV賞の最終予想です。
今回は、出馬表に記載された近走成績、距離実績、クラス実績、脚質、斤量、枠順だけを使って分析しました。
探すのは、単純に実績が最も目立つ馬ではありません。「今回の稍重・札幌芝2000m・ハンデ戦で、最も勝ちやすい馬」を選びます。
ポイントは、先行候補が多いことと、1番人気想定のアルマデオロを勝ち切りまで信頼できるかです。前残りだけにも差し決着だけにも寄せず、好位差しを中心に判断しました。
【想定段階での違和感】
今回の出馬表で最も大きな論点は、人気上位馬の能力と今回の勝ち切りやすさが一致するかどうかです。
1番人気想定の12アルマデオロは、近走の長距離戦で安定しています。ただし今回は2600mから2000mへの短縮で、2勝クラスから3勝クラスへの昇級戦です。
能力そのものは高く評価できますが、距離短縮、昇級、先行馬の多さを考えると、人気通りの1着を前提にはできません。
一方、3勝クラスの2000mで安定した実績を持つ3アイスグリーン、8キャントウェイト、昨年の同レース2着馬7ハニーコムは、今回の条件への再現性で上位に置けます。
【当日の馬場と展開想定】
前日予想の段階での天候は曇、馬場は稍重です。
逃げ候補は1クレバーテースト、2ジャスティンガルフ、16ディーガレジェンド。9マイネルフーガ、12アルマデオロ、13エルフストラック、14ディヴァインスターも先行位置を取れる構成です。
前へ行きたい馬が多く、ペースは平均よりやや速めを想定します。
ただし、全馬が競り合うとは限りません。1が内から主導権を取り、2や16が無理に競りかけなければ、前が残る可能性もあります。
中心は、中団より前で流れに乗れる好位差しです。3アイスグリーン、7ハニーコム、8キャントウェイトを上位としました。
展開再現性は4点満点中2点。前残りと差し込みの両方を残す必要があります。
【人気と構造のズレ】
3.3倍で1番人気想定の12アルマデオロは、能力上位であることに異論はありません。
ただし、近走は2400~2600mが中心です。今回は2000mへの短縮に加え、3勝クラスへの昇級戦。先行馬も複数おり、自分のリズムだけで運べる保証はありません。
そのため、アルマデオロは「能力上位だが、1着固定は危険」と判断しました。
完全消しにはしません。先行して流れに乗った場合の2着、3着、3連複で残します。
6.3倍の11ショウナンサムデイは、3勝クラスで安定しているものの勝ち切れておらず、差し位置も不安定です。15.7倍の2ジャスティンガルフは前走勝ちを評価できますが、昇級戦と先行競合が課題です。
【最終判断と期待値ランク】
期待値ランクはS2-Aです。
◎の信頼度は4点。クラス実績、距離実績、近走内容は高く評価できます。
一方、展開再現性は2点。先行候補が多く、逃げ馬と隊列を一つに固定できません。
危険人気の存在は3点、穴候補の根拠は3点、買い目効率は3点。合計15点です。
勝負度は通常買い。◎1着固定で強気に買うのではなく、○▲の逆転、前残り、軽斤量差しを含めて分散します。
【最終印】
◎3 アイスグリーン
直近の五稜郭Sで0.2秒差。3勝クラスの芝1800~2000mで安定しており、札幌芝2000mでも0.2秒差があります。
稍重や重馬場での好走もあり、今回の条件で最も大きな減点が少ない馬です。
能力点14、危険度1、実力値13。ただし相手との差が明確ではないため、1着固定ではなく連軸とします。
○8 キャントウェイト
近2走の3勝クラス芝2000mで0.5秒差、0.4秒差。2000mへの適性とクラス内での安定感を評価しました。
極端に後ろへ置かれなければ、◎を逆転できる候補です。
▲7 ハニーコム
昨年のSTV賞で0.1秒差の2着。前走は着順こそ3着ですが、今回は56kgから54kgになります。
好位で運べる点も今回の構成に合います。
☆6 ワイドアラジン
前走の阿武隈Sで3着、勝ち馬から0.2秒差。58.9倍という人気想定ほど近走内容は悪くありません。
2000mへの延長は課題ですが、好位から流れに乗れれば上位へ食い込めます。3連単2着と3連複で狙います。
△1 12 アルマデオロ
能力上位ですが、2000mへの距離短縮と昇級戦。勝ち切りは疑い、先行して残るケースを相手で押さえます。
△2 10 ヨヒーン
札幌芝2000mで2着があり、今回は53kg。昇級戦でも軽斤量を生かした差し込みが警戒材料です。
△3 16 ディーガレジェンド
近2走の3勝クラスで3着、10着。前受けできるため、想定より流れが落ち着けば粘り込みがあります。
【買い目】
本線
3連単
・3→8→7
・3→8→6
・3→7→8
・3→7→10
押さえ
3連単
・8→3→7
・8→3→12
・7→3→8
穴狙い
3連単
・16→3→8
・3→12→16
3連複保険
・3-7-8
・3-8-12
・3-6-8
・3-10-16
・3-7-11
・2-3-12
【点数と資金配分】
3連単は9点、3連複は6点。合計15点です。
100円均等で購入する場合の投資額は1,500円です。
期待値ランクはS2-Aですが、展開再現性は高くありません。資金を上乗せするより、通常買いの範囲に抑える判断です。
【期待値視点:EV】
◎3は最も安定した軸候補ですが、勝ち切り固定にはしません。
3が勝つ本線に加え、8と7が先着する組み合わせを残し、◎の連軸性能を生かします。
人気薄の6は、前走の3勝クラスで0.2秒差という明確な根拠があります。人気だけで消さず、3→8→6と3-6-8に組み込みました。
16は展開が緩んだ場合の前残りを担当します。
【期待値視点:ODI】
人気と構造のズレが最も大きいのは12アルマデオロです。
近走の安定感はありますが、今回は距離短縮と昇級が重なります。勝ち切りを危険視する一方、先行力があるため完全消しにはしません。
8→3→12、3→12→16、3-8-12、2-3-12で、2着または3着の可能性を残します。
11ショウナンサムデイは勝ち切り不足を警戒しますが、差し込みの3着を3-7-11で押さえます。
【期待値視点:構造】
レース構造は「稍重+ハンデ戦+先行多数+人気馬の距離短縮」です。
明確な単騎逃げが決まらない可能性があり、軸1頭の1着固定には向きません。
中心は3、8、7の好位差し。そこに6の中穴、10の軽斤量差し、16の前残りを加える分散型です。
【まとめ】
本命は3アイスグリーンです。
3勝クラスの芝1800~2000mで安定し、札幌芝2000mと道悪への対応根拠もあります。今回の条件で最も勝ちやすい馬と判断しました。
ただし、8キャントウェイトと7ハニーコムとの差は大きくありません。◎1着固定ではなく、8と7の逆転、3連複の上位決着を残します。
危険人気は12アルマデオロ。勝ち切りは疑いますが、先行して残るケースは馬券に含めます。
穴候補は6ワイドアラジン。前走3勝クラス0.2秒差の内容を評価しました。
期待値ランクはS2-A。通常買いの範囲で、3連単9点と3連複6点の合計15点です。



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