
2026年8月29日の札幌11R・札幌日刊スポーツ杯を、事前予想を一切変更せずレース結果と照合します。
事前予想は◎12バルティカ、○6アリスメティーク、▲7メイショウアイル、☆1エボルヴィング。期待値は17点のS1で、3連複12点・1,200円の通常買いでした。
結果は8レジェンドシップが1着、12バルティカが2着、5ハニードレスが3着。◎12は連軸型の評価どおり2着に入りましたが、1着8と3着5がともに無印だったため馬券は不的中となりました。
レース結果
1着は8レジェンドシップ、2着は12バルティカ、3着は5ハニードレス。
事前の3連複12点には8も5も含まれておらず、的中買い目はありません。投資額は12点×100円=1,200円、払戻0円、回収率0%です。
実際のペース表示はM。8が1コーナーから先頭に立ち、そのまま1着。◎12は序盤から後方に位置し、4コーナーでも後方から2着まで追い上げました。
事前予想の整理
事前の展開想定では10・13・4を逃げ候補とし、12・7・14・4などを先行候補としていました。平均~やや速めを基本とし、主シナリオは◎12の好位先行、第2シナリオは隊列早期確定による前残りでした。
最終印は◎12、○6、▲7、☆1、△13、△4、△3。
危険人気は8、14、6。8は「危険4・注意、昇級」と評価していました。穴候補は1エボルヴィング。期待値は17点でS1、通常買いでした。
的中/不的中判定
判定は不的中です。
◎12は2着でしたが、1着8は無印、3着5も無印。実際の1~3着のうち印内は12だけとなり、印内判定はNOです。
したがって「印内3頭を買い目へ変換できなかった」ケースではありません。買い目変換判定は対象外です。
展開想定の検証
展開評価は「一部ズレ」です。
ペースそのものはMで、事前の「平均~やや速め」という方向性から大きく外れていません。
一方、実際に先頭へ立ったのは事前の逃げ候補10・13・4ではなく8でした。また主シナリオで想定していた◎12の好位先行も再現せず、12は後方からの競馬となりました。
事前適用されていたKZ-TP-018では、逃げ候補が複数いる場合に印外馬が先頭へ立つ形も確認することになっていました。今回まさに8がその形となっており、想定分岐を最終評価・買い目へ十分につなげられなかった点が課題です。
◎本命馬の検証
◎12バルティカの評価は「正解」です。
事前の◎タイプは勝ち切り型ではなく連軸型でした。結果は2着であり、「最も勝ちやすいが6・7との差が明確ではないため1着固定条件未達」という事前判断に対し、少なくとも1着固定を避けた判断は結果と整合しました。
さらに、想定した好位先行とは異なる後方位置からでも2着まで到達しています。
◎結果区分は「2着」です。
○▲☆の検証
○6アリスメティークは12着、▲7メイショウアイルは6着、☆1エボルヴィングは13着でした。
上位相手として評価した○▲☆はいずれも3着以内に入らず、◎以外の上位印が結果上位へつながりませんでした。
特に☆1は前走同舞台3着を根拠に穴候補としていましたが、今回は13着。穴評価は結果につながりませんでした。
危険人気馬の検証
危険人気評価は「失敗」です。
8レジェンドシップは危険度4の「注意」としていましたが、実際には先頭に立って1着。最終印にも買い目にも残せていませんでした。
一方、14バースライトは5着、6アリスメティークは12着でした。
したがって危険人気全体では一部の警戒は機能したものの、最重要となった8の評価・馬券への残し方が不十分でした。
改善条文KZ-OD-007は危険度3~4の注意馬を消し候補と混同せず、最高到達順位に応じた買い目反映を確認する内容です。またKZ-BT-016では能力点10以上・危険度4以下の印外馬を3連複保険時に再確認します。事前採点の8は能力10・危険4であり、この条件に該当していました。
穴候補の検証
穴候補評価は「失敗」です。
☆1エボルヴィングは前走同舞台3着を根拠に選定しましたが、今回は13着でした。
事前評価の根拠自体を結果後に変更することはしませんが、今回については穴候補が馬券内へ届かなかったという結果を記録します。
期待値ランクの検証
期待値評価は「やや高すぎ」です。
事前は17点でS1、通常買いとしました。しかし事前から「相手候補の評価差が小さい」「相手抜けの可能性」が重要なリスクとして存在し、KZ-RK-017も適用されていました。
実際には◎12が2着しても、8と5という2頭の無印馬が1・3着に入りました。
S1とした判断に対し、相手抜けリスクを買い目側で吸収できなかった点は再確認が必要です。
買い目構成の検証
買い目評価は「大きく改善」です。
事前の全12点はすべて◎12を含む3連複でした。◎12自身は2着に入りましたが、1着8と3着5がともに買い目対象外だったため的中にはつながりませんでした。
今回は「印内YES+不的中」ではないため、印を買い目へ変換する技術だけの失敗ではありません。まず印・相手選定段階で2頭を取り逃したC:相手抜けが中心です。
そのうえで、危険度4・能力10だった8を最終印外にした後、保険候補として再評価できなかった点は買い目構築側にも改善余地があります。
良かった点
・◎12を勝ち切り型ではなく連軸型とした判断は2着という結果と整合した
・◎12の1着固定を避けた判断は維持できた
・平均程度のペース想定は実際のMペースと大きく外れなかった
・危険人気14と6を警戒した評価は結果上位への過大評価を避ける方向では機能した
反省点
・勝ち馬8を危険度4の注意馬としながら最終印と買い目から外した
・実際に逃げた8を事前の逃げ候補へ含められなかった
・3着5も無印となり1~3着のうち2頭を相手から取り逃した
・相手抜けリスクを認識しながらS1まで期待値を上げた
・◎が連軸として機能しても回収できない相手構成だった
総合評価
総合評価は4/10。
◎12の連軸評価は明確なプラスです。一方で、勝ち馬8と3着5がともに無印となったため印内判定はNO。◎の評価精度を馬券的中へつなげることができませんでした。
今回の主原因はC:相手抜け。副原因はB:展開想定ミス、F:危険人気評価ミス、H:期待値ランク・投資判断ミスと整理します。
次回への改善点
・危険度3~4の注意馬は「消し」と同一扱いせず最高到達順位を明示する
・能力点10以上・危険度4以下で最終印外となった馬を買い目確定前に再確認する
・逃げ候補複数時は印外馬が先頭へ立つ分岐を展開だけでなく買い目へ接続する
・相手評価差が小さく相手抜けリスクが高い場合はS1判断を再確認する
・◎連軸型では◎評価の成功と相手選定の成功を分離して検証する
このレースの事前予想はこちら
レース結果を見る前に、事前にどのような展開・本命・危険人気・穴候補を評価していたか確認できます。




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