【2026/8/1 札幌11R STV賞検証】△ヨヒーン勝利も◎依存で不的中

2026年8月1日の札幌11R・STV賞について、出馬表から作成した事前予想と入力されたレース結果だけを照合し、的中判定、予想時の判断、買い目構成、次回への改善点を整理します。

結果を見てから印や採点を変更せず、事前に提示した15点すべてをそのまま検証します。

レース結果

札幌11RのSTV賞は、芝2000m・稍重、3歳以上3勝クラスのハンデ戦として16頭で行われました。

1着は5番人気の10番ヨヒーン、2着は1番人気の12番アルマデオロ、3着は3番人気の11番ショウナンサムデイでした。

主な払戻は、馬連10-12が1,690円、3連複10-11-12が3,090円、3連単10→12→11が16,820円です。

事前予想の整理

事前の最終印は次のとおりでした。

◎3 アイスグリーン
○8 キャントウェイト
▲7 ハニーコム
☆6 ワイドアラジン
△1 12 アルマデオロ
△2 10 ヨヒーン
△3 16 ディーガレジェンド

危険人気馬は、12番アルマデオロ、11番ショウナンサムデイ、2番ジャスティンガルフの3頭でした。

穴候補は6番ワイドアラジン。期待値ランクはS2-A、投資判断は通常買いで、強気の固定はしない方針でした。

買い目は3連単9点、3連複6点の合計15点です。

3→8→7
3→8→6
3→7→8
3→7→10
8→3→7
8→3→12
7→3→8
16→3→8
3→12→16
3-7-8
3-8-12
3-6-8
3-10-16
3-7-11
2-3-12

的中/不的中判定

結果は10→12→11でした。

事前買い目には、3連単10→12→11、3連複10-11-12のいずれもありません。15点すべてを照合した結果、的中買い目はありませんでした。

判定は不的中です。

投資額は15点×100円で1,500円、払戻は0円、回収率は0%でした。

勝った10番ヨヒーンを△2、2着の12番アルマデオロを△1として評価し、3着の11番ショウナンサムデイも危険人気として3連複に残していました。しかし、すべての買い目に◎3番アイスグリーンが入っていたため、評価した3頭が上位を占めても馬券として回収できませんでした。

展開想定の検証

展開評価は一部ズレです。

逃げ候補に挙げた1番クレバーテーストが実際に先頭へ立ち、2番ジャスティンガルフと16番ディーガレジェンドも前方につけました。逃げ・先行馬の顔ぶれについては、おおむね想定の範囲内です。

一方、事前予想は「平均よりやや速め」としていましたが、結果で示されたペースはMでした。前残りよりも、中団から後方で脚をためた10番ヨヒーン、12番アルマデオロが1、2着に進出しています。

好位差しを中心に考えた方向性は完全な誤りではありませんでしたが、後方寄りの12番が2着まで届く流れと、先行勢が上位を占めなかった結果を十分には買い目へ反映できませんでした。

◎本命馬の検証

◎3番アイスグリーンは8番人気で11着でした。事前採点は能力14、危険度1、実力値13で、全馬中の最上位評価でした。

評価は過大評価です。

芝1800~2000mの3勝クラス実績や近走内容を根拠に本命とした判断には一貫性がありました。しかし、結果として馬券内に入れず、「今回最も勝ちやすい馬」とした評価は結果と大きくずれました。

事前に「位置取りが後ろになる可能性」「8番、7番との能力差が明確ではない」「勝ち切りより馬券内安定型」と認識していました。それにもかかわらず、全15点に◎を組み込んだため、1着固定は避けても実質的には馬券内固定となっていました。

○▲☆の検証

○8番キャントウェイトは9着でした。

2000mでの安定性を評価し、◎の逆転候補としていましたが、結果は馬券外でした。3連単、3連複ともに採用割合が高く、◎とともに買い目の中心となっていたため、二重の依存が発生しました。

▲7番ハニーコムは15着でした。

昨年の同レース2着と54kgを根拠に好位からの馬券内を期待しましたが、結果には結びつきませんでした。上位3頭の一角として3連単と3連複へ多く組み込んだ評価は過大でした。

☆6番ワイドアラジンは12着でした。

近走の3勝クラスで0.2秒差だったことを根拠に穴候補としましたが、好位差しの想定位置を取れず、穴候補として機能しませんでした。

危険人気馬の検証

危険人気判定は一部成功です。

12番アルマデオロは1番人気で2着でした。距離短縮、昇級、人気先行を危険材料としながら、完全には消さず2着候補と3連複に残しました。勝ち切りを疑った判断は結果と一致しましたが、馬券内能力は高く、採用範囲が限定的でした。

11番ショウナンサムデイは3番人気で3着でした。勝ち切り不足と位置取り不安から危険人気に挙げ、3連複3-7-11の1点だけに残しました。勝ち切らなかった点は想定どおりですが、馬券内に入る可能性を低く扱いすぎました。

2番ジャスティンガルフは14番人気で10着でした。昇級と先行競合を危険材料とした評価は結果と整合しています。

3頭すべてを一律に消さず、馬券内の残存可能性を考慮した点は良かったものの、12番と11番が同時に馬券内へ入る組み合わせを作れませんでした。

穴候補の検証

穴候補の6番ワイドアラジンは12着で、選定は不発でした。

事前評価では能力12、危険度3、実力値9でした。一方、勝った10番ヨヒーンは能力11、危険度2、実力値9で、穴候補と近い評価を与えていました。

10番は53kgと札幌実績を評価して△2に入れ、3→7→10の3連単と3-10-16の3連複で馬券化していました。ただし、6番を主穴に固定したことで、10番を1着や2着へ引き上げる比較が不足しました。

穴候補そのものは外れましたが、勝ち馬を印内へ拾えていた点は評価できます。問題は、採点が近い複数の中穴を段階的に配置できなかったことです。

期待値ランクの検証

事前期待値スコアは15点、ランクはS2-A、投資判断は通常買いでした。

評価は見直し必要です。

逃げ・先行候補が多く、展開再現性を2点としていたうえ、◎は1着固定できないと判断していました。それでも全買い目が◎入りで、◎が馬券外になった場合の独立した回収ルートがありませんでした。

危険人気が複数存在することや穴候補の根拠だけでなく、共通軸が崩れた際に回収できるかをランクへ反映する必要があります。今回の買い目構成なら、S2-Aの通常買いよりもランクを抑える余地がありました。

買い目構成の検証

買い目評価は大きく改善です。

◎の1着固定を避け、○や▲の逆転を含めた点は事前ルールどおりでした。3連複も6点用意し、危険人気の12番、11番、2番を完全に消さなかった点には合理性があります。

しかし、3連単9点と3連複6点の全15点に3番アイスグリーンが含まれていました。「強気固定はしない」という投資判断に対し、実際の買い目は◎の馬券内固定でした。

また、勝ち馬10番ヨヒーン、2着12番アルマデオロ、3着11番ショウナンサムデイは、いずれも事前予想で評価対象になっていました。特に10番は△2、12番は△1、11番は危険人気として残していたため、無印馬による想定外決着ではありません。

主な敗因は、印の不足ではなく、◎を外した組み合わせと、△・危険人気同士が同時に好走する組み合わせを作らなかったことです。

良かった点

  • 5番人気の勝ち馬10番ヨヒーンを△2として事前に評価できていた。
  • 1番人気の12番アルマデオロを勝ち切り危険とし、実際に2着だった。
  • 11番ショウナンサムデイを完全消しにせず、3連複へ残していた。
  • 1番クレバーテースト、2番ジャスティンガルフ、16番ディーガレジェンドを前方候補とした隊列想定はおおむね合っていた。
  • ◎の1着固定を避ける必要性自体は事前に認識できていた。

    反省点

    • ◎の1着固定を避けながら、全買い目を◎入りにして実質的な馬券内固定にした。
    • 能力、危険度、実力値で穴候補6番と近かった10番を、1着候補へ引き上げられなかった。
    • 危険人気の12番と11番が同時に馬券内へ入る組み合わせを作らなかった。
    • 展開再現性を低く評価していたのに、S2-Aの通常買いを維持した。
    • 上位印3頭への依存が強く、上位印が崩れた場合の独立した回収ルートがなかった。

      総合評価

      結果は不的中でしたが、勝ち馬10番、2着12番、3着11番の3頭すべてを事前予想の検討対象には入れていました。したがって、今回の中心的な課題は馬の抽出そのものではなく、評価した馬をどの順位と組み合わせで馬券化するかにあります。

      最重要の教訓は、「◎1着固定を避けること」と「◎が馬券外でも回収できること」は別の問題だという点です。◎の勝ち切りに不安があるだけでなく、位置取りや相手差にも不確実性がある場合は、◎を含まない独立した買い目を用意する必要があります。

      次回への改善点

      • ◎の馬券内固定率を集計し、全買い目が◎入りになっていないか確認する。
      • 穴候補と同等の数値を持つ△馬を、1着・2着・3着に分けて再比較する。
      • 危険人気を複数残す場合は、危険人気同士が同時に馬券内へ入る組み合わせも確認する。
      • 展開再現性が低いS2-Aでは、◎抜きの独立した3連複が成立しなければランクを下げる。
      • 印を付けた馬を拾えたかだけでなく、各馬の最高到達順位を買い目へ反映できているか確認する。

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